大妻女子大学国文学会連携講演会
桜田門外の変前史 ―井伊直弼と間部詮勝―
激動の幕末、大老井伊直弼(いい なおすけ)が桜田門外(現在の千代田区霞が関)で暗殺され、老中間部詮勝(まなべ あきかつ)が吉田松陰によって襲撃目標とされました。その原因が、安政の大獄という一大弾圧事件を二人が主導したことにあったことは、よく知られています。
しかし彼らの前歴をたどると、意外にも、井伊直弼は静謐な茶の湯の世界、間部詮勝は愛憎うず巻く大奥の世界という、それぞれ異次元の世界の住人であったことが見えてくるのです。
事実は小説より奇なり―しばし歴史の旅を楽しみませんか。
講師紹介
高木不二(たかぎ ふじ)さん/大妻女子大学短期大学部名誉教授、博士(史学)
経歴:1949年東京都生まれ。
1982年慶応義塾大学大学院文学研究科修了。
大妻女子大学短期大学部教授を経て、現在に至る。
専攻は明治維新史。元明治維新史学会理事。
主要著書:『横井小楠と松平春嶽』(吉川弘文館 2005)
『日本近世社会と明治維新』(有志舎 2009)
日時 | 2016年11月24日(木曜日)午後7時~8時30分(午後6時30分開場) |
場所 | 千代田図書館9階=特設イベントスペース |
定員 | 50名/事前申込不要、先着順、立見可 |
参加費 | 無料 |
講師 | 高木不二さん(大妻女子大学短期大学部名誉教授) |
主催 | 大妻女子大学国文学会/千代田図書館 |
備考 | 視聴覚障害や車いす利用などで配慮・支援をご希望の方は、事前に、電話・カウンターで支援の内容をご相談ください。また、手話通訳が必要な方は、11月16日(水曜日)までにご連絡ください。 |