企画展示「科学雑誌と家電でたどる日本の150年」関連イベント
講演会「元編集長が語る、学研『科学のふろく』開発裏話」
講師:湯本博文さん/学研科学創造研究所 所長
早稲田大学卒業後、(株)学習研究社入社。学年別科学雑誌『○年の科学』シリーズの編集長を歴任後、『大人の科学』シリーズの開発を担当。現在、学研科学創造研究所所長及び板橋区立教育科学館名誉館長。文部科学省「一家に1枚ポスター」選定委員。各種講演やTV番組など幅広く活動中。主な出演番組:NHK「ワンダー×ワンダー」・日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」「所さんの目がテン」・TBS「飛び出せ!科学くん」「教科書にのせたい!」
学研の学年別学習雑誌「科学と学習」は、1979年に670万部という驚異的な発行部数を誇った雑誌です。当時の小学生の三人のうち二人が読者だと言われていました。風見鶏の付録がついたときは、家の門柱やベランダなどに取り付けられたので町中をにぎわしたと言われています。私も小学生のとき『6年の科学』を購読していて、毎月の付録が楽しみでした。未だに当時の1年分の付録が、頭の中に鮮明な映像で蘇ります。この付録を作りたくて学研に入社し、13年後、やっと編集長として付録の開発に携わることになりました。夢にまで見た付録の開発ですが、やってみると大変なことの連続です。寝ても覚めても付録のことで頭が一杯です。画期的なアイデアが浮んでも「原価の壁」や「安全性」の壁に阻まれて商品化をあきらめたことが山ほどあります。そんな奮闘ぶりを、製品化された実物やその試作、また失敗作まで含めてご覧いただきながら熱く語りたいと思います。
日時 | 2015年7月28日(火)19:00~20:30(開場18:30) |
場所 | 千代田図書館9階=特設イベントスペース |
定員 | 50名/事前申込制、先着順、立見可 ※中学生以上を対象とした内容ですが、保護者同伴ならば小学生もご参加になれます。 |
参加費 | 無料 |
講師 | 湯本博文さん/学研科学創造研究所 所長 |
申込方法 |
2015年6月22日(月)10:00~受付開始 ①電話=千代田図書館 03-5211-4289・4290 ②来館=千代田図書館10階カウンター ※①と②の受付日時は、月~金曜日(祝日を除く)10:00~18:00となります。 ③Web=千代田区立図書館の貸出券をお持ちの方のみ。申し込みはこちら。(6月22日10時まで申込操作はできません) 【ご参加の方へ】 |