江戸時代の日本では豊かな出版文化が花開きました。江戸時代初期には印刷方式の主流が活字印刷から木版印刷へ移り、しだいに挿絵を工夫し実用的で楽しい本づくりが行われるようになりました。
古活字版『孔子家語』、富山道冶作『竹斎』、鈴木牧之著『北越雪譜』など、漢学の専門書から大衆向けの草紙(娯楽性の高い読み物)まで様々な江戸時代の和本16点を、年代を追って展示します。 現代に残る和本を通して、江戸時代の出版文化の発展の様子をご覧ください。
4月27日(金)に、江戸時代の出版に関連したイベントが開催します。そちらも合わせてご覧ください。
日時 | 2012年4月23日(月)~2012年6月23日(土) |
場所 | 千代田図書館9階 ミニ展示コーナー |
協力 | 橋口侯之介氏(誠心堂書店) |
お問合せ | 千代田図書館 5211-4289 月曜日~金曜日、祝日を除く |
富山道冶『竹斎』
古活字版『孔子家語』
古活字版『孔子家語』