高橋是清著『随想録』
(千倉書房、昭和11年3月)の見返しコメント
ミニ展示『出版検閲へのアプローチ ―2009・2010年度「内務省委託本」調査報告―』
戦前期の日本では、内務省があらゆる出版物の検閲を行っていました。その実態を解明する上で、千代田図書館が所蔵する内務省委託本は、きわめて貴重な資料です。
このミニ展示では内務省委託本の特徴および、実際に内務省委託本を扱った調査の事例として高橋是清の著作『随想録』や、『女優情史』『探偵常識』などに残された傍線やコメントへの考察をご紹介します。
期間 | 2011年6月27日(月)~8月27日(土) |
場所 | 千代田図書館 9階 セカンドオフィスゾーン内 ミニ展示コーナー |
<ミニ展示関連講演会>「戦前期の出版検閲と法制度」のお知らせ
「2009・2010年度「内務省委託本」調査報告」に関連して、次の講演会をおこないます。ぜひお気軽にご参加ください。