企画展示「検閲官-戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」関連講演会
検閲官の実像にせまるⅠ
第一部 検閲官の実像にせまるⅠ ―エリートとたたき上げ―
第二部 図書館と出版検閲 県立長野図書館の事務文書から
戦前の検閲制度に関する調査・研究が進む中で、現場で働いていた内務省警保局の検閲官の実像も少しずつわかってきました。今回の展示でもとり上げた土屋正三らエリート官僚と、図書課内のたたき上げであった安田新井など、個々の検閲官に焦点を当てて、調査から見えてきた彼らの実像について解説します。また、戦前の図書館と検閲制度がどのような関係の中にあったのか、県立長野図書館の事務文書から読み解いて行きます。
講師:安野一之氏(NPO法人インテリジェンス研究所事務局長)
牧義之氏(長野県短期大学多文化コミュニケーション学科助教)
槌賀基範氏(県立長野図書館資料情報課情報係主任)
日時:2017年2月11日(土曜日・祝日)午後2時~4時(午後1時30分開場)
場所:千代田区役所4階 401会議室
定員:80名(事前申込制・参加無料・先着順)
検閲官の実像にせまるⅡ
検閲官の実像にせまるⅡ ―文学青年だった検閲官―
警察出身者が多い検閲官の中で、佐伯郁郎と内山鋳之吉は文学部卒という異色の経歴を持つ人物です。彼らは職務として検閲する一方で、佐伯は詩人、内山は演劇人という顔も持っていました。検閲する側でありながら、時に検閲される側にもなった彼らの足跡を追いながら、一個の人間としての検閲官像を浮かび上がらせます。
講師:安野一之氏(NPO法人インテリジェンス研究所事務局長)
村山龍氏(慶應義塾大学非常勤講師)
日時:2017年3月4日(土曜日)午後2時~4時(午後1時30分開場)
場所:千代田図書館9階 特設イベントスペース
※都合により会場を変更したため、チラシの表記と異なります。ご注意ください。
定員:70名(事前申込制・参加無料・先着順)
申込方法
申込方法 |
2017年1月23日(月曜日)午前10時受付開始 1.電話=千代田図書館 03-5211-4289・4290 2.来館=千代田図書館10階カウンター ※1と2の受付日時は、月~金曜日(祝日を除く)午前10時~午後6時です 3.Web=千代田区立図書館の貸出券をお持ちの方のみ。 ※視聴覚障害や車いす利用などで配慮・支援をご希望の方は、電話・カウンターで支援の内容とともにお申し込みください。また、手話通訳をご希望の場合は、下記までにお申し込みください。 |
問い合わせ |
千代田図書館企画担当 電話03-5211-4289・4290 |