千代田図書館では、千代田区内のミュージアムと連携して、展覧会の解説セミナーを開催しています。
2016年度ミュージアムセミナー2 国立公文書館『書物を愛する人々』展
江戸時代、書物を愛する人々(蔵書家)は、どのようにして書物を収集・保管し、活用したのでしょう。ある大名は、蔵書の中から選りすぐりの漢籍30点を湯島聖堂に献納し、学問の発展を願いました。また、大阪の商人が集めた蔵書は、その商人の死後、幕府へと献上されました。
このセミナーでは、国立公文書館のコレクション形成に大きく寄与した蔵書家を紹介するとともに、書物の世界の奥深さを、同館の「書物を愛する人々」展(10/29~12/17)の展示物の写真などを多く用いて解説していただきます。
日時 | 2016年11月10日(木曜日)午後7時~午後8時30分 午後6時30分開場 |
場所 | 千代田区役所4階=401会議室 |
定員 | 50名/事前申込制、先着順 ※千代田区立図書館の利用登録は不要です。 |
参加費 | 無料 |
講師 | 土屋裕史さん/国立公文書館 統括公文書専門官室職員 |
主催 | 千代田区立千代田図書館 |
申込方法 |
2016年10月5日(水曜日)午前10時受付開始 ①電話=千代田図書館 03-5211-4289・4290 ②来館=千代田図書館10階カウンター ※①と②の受付日時は、月~金曜日(祝日を除く)午前10時~午後6時です ③Web=千代田区立図書館の貸出券をお持ちの方のみ。 ※視聴覚障害や車いす利用などで配慮・支援をご希望の方は、電話・カウンターで支援の内容とともにお申し込みください。手話通訳をご希望の場合は、11月1日(火曜日)までにお願いします。 |
問い合わせ |
千代田図書館企画担当 電話03-5211-4289・4290 |
重要文化財『宋版東坡(とうば)集』
(国立公文書館蔵)
北宋時代を代表する文人・蘇軾(1036~1101)の詩文集
旧蔵者:近江国仁生寺藩主 市橋長昭
重要文化財『宋版鉅宋広韻(きょそうこういん)』
(国立公文書館蔵)
漢字を音韻によって分類整理した字書
旧蔵者:木村蒹葭堂