企画展示「業務資料からみる千代田図書館の歴史展」関連講演会
第一部「一橋・駿河台図書館をつくった図書館員」
第二部「東京市立図書館を利用するには」
今回の企画展示は、「一橋・駿河台図書館業務資料」を使って調査を行う研究者グループ(一橋・駿河台図書館業務資料研究会)に展示パネル制作のご協力いただきました。そのメンバーである奥泉和久氏より一橋・駿河台図書館を中心とした東京市立図書館史の概略や注目すべき図書館員について、小林昌樹氏より当時の公共図書館の利用方法などについてのほか、展示パネルに書ききれなかったことをお話しいただきます。
講師紹介
【第一部】奥泉和久氏
横浜女子短期大学図書館に勤務。法政大学兼任講師。日本図書館情報学会、日本図書館文化史研究会などの会員。著書に『図書館史の書き方・学び方:図書館の現在と明日を考えるために』『近代日本公共図書館年表:1867~2005』(いずれも日本図書館協会)など。
【第二部】小林昌樹氏
国立国会図書館に勤務。編著書に『「図書週報」 ―昭和前期書物趣味ネットワーク誌』(金沢文圃閣、2015-)『雑誌新聞発行部数事典 ―昭和戦前期附. 発禁本部数総覧』(金沢文圃閣、2011)『公共図書館の論点整理』(勤草書房、2008、共著)など。
日時 | 2016年1月22日(金曜日)午後7時~8時30分(午後6時30分開場) |
場所 | 千代田図書館9階=特設イベントスペース ※一部と二部の間に座席の入替はございません |
定員 | 50名/事前不要、先着順、立見可 |
参加費 | 無料 |
【画像】左から「当時の図書館員・波多野賢一と竹内善作 (『図書館を育てた人々 日本編Ⅰ』日本図書館協会、1983)」「閲覧券交付所ポスター」